幸薄い人妻セフレとヤリまくった春の日

セフレサイトで出会った主婦のS子さん。

東北に住んでいるため、ネットで出会って以来LINEで電話エッチするかFaceTimeでオナニー鑑賞をするしかなかったが、日帰りで上京してくるというのではじめてリアルでデートすることになった。

セックスするためにわざわざ新幹線で会いに来てくれるとはなんとも有難い限りだ。

S子さんとは、人妻セフレサイトの中でも評判の良いイククルで出会った。ある時、新宿、渋谷、池袋など近所で会える女性ばかりピンポイントで狙うのではなく、たまには少し離れた土地に住む女性を開拓してみようとメールを送ったのが始まりだ。

韓流好きだと言うS子さんの目的はもちろん韓流グッズと韓国コスメ。

二年に一度上京して新大久保を訪れるのが唯一の楽しみで、夢は一生に一回でいいから韓国に旅行に行くことなのだそうだ。

幸薄い主婦のS子さんは、結婚6年目で現在子供なし、市営団地に住んでいて旦那とは4年セックスしていない。

旦那があまり働かないため食べていくためにパートで働き、韓流アイドルで心を満たし、出会い系で知り合ったセフレと体を満たすという日々を送っている。

新大久保の駅に現れたS子さんはFaceTimeで見るより少しやつれて見えたが、2年ぶりに訪れた新大久保で韓流ショップを一つずつ見て回り、お目当てのアイドルを見つけたS子さんは次第に笑顔を取り戻していった。

一通りメインストリートを歩いたところでお昼休憩。

たくさんある韓国料理店の中からネットで調べてきたという店に入り、豚の背骨を贅沢に使った本格的なカムジャタンと定番の海鮮チヂミを注文した。

店内には4人掛けのテーブルが4つしかなく、昼時ということもあり韓国人の店員がかなりテンパっている。

しかもたった4席しかないにもかかわらず注文がごっちゃになってしまったようでいかにも韓流好きなおばさんグループと揉めているようだ。

その時である。

テンパった店員が手に持っていたキムチチゲを人妻セフレのS子さんにぶっかけてしまったのだ。

幸い火傷はなかったものの、上京するために必死に選んだであろうジャケットがキムチチゲの染みで染まってしまった。

笑顔を取り戻したかに見えたS子さんはまた悲しそうな顔になってしまった。

S子さんのテンションは下がる一方なので新大久保から一旦離れて新宿のビックロまで歩き、俺が着ているウルトラライトダウンがちょうどセールになっていたので同じものを買ってあげることにした。

軽くて暖かいダウンジャケットに着替えると、その粋なサプライズにS子さんも元気を取り戻したようだ。

そこで俺は思った。

俺は何をやっているんだろう。

ユニクロで買い物をしている場合ではない。今日は割り切り希望の人妻セフレとヤリまくる日なのだ。

慌てて店を出ると、S子さんの手を握り再び新大久保のホテル街へと歩き出す。

お揃いのダウンを着た二人の背中はまるで本物の夫婦のようだった…