「妊娠してるから中出しし放題で良いですよ。」
「旦那とはセックスレスなんだけど、子供が欲しいのでセックス相手を探しています。」
「子育て中のシングルマザーですが、お金が足りないので家に来てセックスしませんか?隣で娘が寝ていますが。」
これらの、お誘いメールは全て大手の出会い系サイトワクワクメールで実際にもらったメール内容だ。
俺はこの手のメールを受け取る度にため息が出る。自分への罪悪感や彼女達の現状を心から悲観するからだ。
ここまでしないと子供を育てられない現状なのか?もし子供が大きくなってきたらどうするのだろうか?
とにかく、今の日本が心配になると共に、自分もこんなサイトでセックスさせてくれる女を漁ってると思うと何とも自分が情けなくなる。
しかし、出会い系サイトは一回、見ず知らずの女の裸体を味わってしまうと中毒的にメール交換していないと落ち着かなくなってしまうのだ。
チャゲアスのASUKAじゃないけど、シャブ中ならぬ出会い系サイト中毒だ。
とにかく、一回メールを出すと返事が来るまでのドキドキ感が半端では無い。
あのメールマークが付いたときのワクワク感こそが、ワクワクメールの醍醐味だ。そのメール内容が例え援デリの素っ気ない金額交渉であってもだ。
もはやメール中毒なのか何なのかすら分からない。出会い系サイトは他にも沢山あるが、ハッピーメール、イククル、YYCなどではそれ程興奮しない。
ワクワクメールだからこそ最高に中毒的なのだ。
しかし、実際に出会うとワクワクメールの女達は大抵とんでもない。明らかにシャブ中の女、脱法ドラッグマニアの女、全身刺青女、躁鬱の女、子供を連れてくる女。
こんな女達が余裕で現れるから恐ろしい。
でも、中には当たりもある。確率は少ないが、普通に可愛くてセックスも最高な女の子とも出会える。
だからこそ、ワクワクメールはここまでの高揚感があるのだろうか?